同業者様からのSOS:SUS 0.05mm極薄板のフランジ形状切断に対応

| 素材 | SUS304 CSP |
|---|---|
| 単価 | 4000円 |
| サイズ | 150φ |
| 厚み | 0.05 |
| 枚数・個数 | 12枚 |
| 所要時間 | 48時間 |
ポイント
自社でレーザー加工機を保有されている同業の金属加工会社様より、
「自社の加工機ではどうしても対応できない」とご相談をいただき、板厚0.05mmのステンレス製フランジ形状(外径約150mm)の切断加工を承りました。
「レーザー機があっても切れない」板厚0.05mmの壁
板金・レーザー加工業界において、加工対応できる板厚にはひとつの大きな境界線が存在します。同業者様の間でも、取り扱い板厚について伺うと大半が次のような傾向にあります。
- 0.9mm以下は切断しない:約30%
- 0.4mm以下は切断しない:約40%
- 薄板に対応していても0.3mmまで:約20%
一般的なレーザー加工機や量産向けファイバーレーザーでは、0.3mmを下回ると加工難易度が跳ね上がります。今回の板厚0.05mm(50μm)ともなると、国内のレーザー加工工場でも綺麗に切断できるところは1%にも満たないのが実情です。
極薄板加工における主な課題
0.05mmクラスのシムプレート・極薄箔のレーザー切断では、通常の厚板・中厚板とは根本的に異なるトラブルが発生します。
1. 熱影響による激しい歪み・焼け
蓄熱により製品の平面性が失われ、エッジが溶け落ちてしまいます。
2. アシストガス圧によるバタつき
薄さゆえに吹き付けられるガス圧で材料が浮き上がり、焦点距離がズレてバリや寸法不良を引き起こします。
3. ワークの吸着・巻き込み
加工後の微小パーツや外枠が風圧で飛びやすく、ヘッドとの干渉リスクが高まります。
加工仕様とアプローチ
- 材質: ステンレス(SUS系)
- 板厚: 0.05mm
- 形状・サイズ: 外径 約150mm フランジ形状
- 用途: 隙間調整用精密シム/ガスケット
極薄板専用の加工パラメータ(低入熱・微細パルス制御)の最適化に加え、材料が浮かない独自の固定治具・アプローチセッティングを施すことで、熱歪みやエッジのダレを抑え、外径150mmのフランジ形状を高い寸法精度でクリアしました。
同業他社様・加工会社様からのご依頼も歓迎しております
「自社の設備スペックでは薄すぎて切れない」「試作の1枚だけ薄板レーザーを頼みたい」といった同業の加工会社様・板金工場様からの外注・スポット加工も柔軟に承っております。
0.1mm〜0.05mm以下の極薄箔切断や特殊材の精密カットなどでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。







