ステンレス
パイプ加工
容赦ない難加工

素材 | ステンレス+??? |
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ポイント
今回は、特殊な表面処理が施された材料へのレーザー加工事例をご紹介します。
お客様より、ある金属を溶射したステンレスパイプへの加工をご依頼いただきました。
ご依頼内容
ご依頼内容は、溶射処理後のステンレスパイプにレーザーで長穴をあけ、
その後、半割りに切断するというものです。
溶射後の材料は、表面がザラザラとした梨地状になる特徴があります。
通常、レーザー加工は平滑な面に対して最も精度高く行えるため、
このような凹凸のある表面は、レーザーの焦点がずれやすく、切断が困難になる可能性があります。
加工のポイントと結果
懸念されたのは、溶射による表面の粗さがレーザー切断の品質に影響を与える可能性でした。
しかし、弊社の長年の経験と技術を活かし、最適な加工条件を設定。
結果として、溶射された凹凸のある表面にもかかわらず、
非常に綺麗な切断面で長穴加工と半割り切断を完了することができました。
お客様の懸念を払拭し、ご満足いただける品質で製品を納めることができました。
レーザーテックでは、今回のような表面処理が施された特殊な材料への加工も得意としております。
難易度の高いレーザー加工も、ぜひ一度ご相談ください。