ポイント

今回は、ステンレスパイプの加工事例をご紹介します。

パイプの加工というと、斜め切りや穴あけといった加工の見積もりが多いです。
これらの加工は、鋸での切断やドリルでの穴あけといった、比較的安価な加工方法も存在します。
そのため、レーザーで加工を行う場合、加工賃が見合わないケースも少なくありません。

しかし、今回ご依頼いただいたのは、パイプの円周上に8つの長穴を均等に配置するという加工です。

このような複雑な形状の加工こそ、レーザー加工のメリットが最大限に発揮されます。

鋸やドリルでは位置決めや固定に手間がかかる加工ですが、レーザー加工機であれば、
プログラム制御により正確かつ迅速に加工を進めることが可能です。
初期費用としてプログラム代はかかりますが、一度設定すれば繰り返し高精度な加工を行えます。

写真の加工にかかる時間は、わずか2分程度。

加工時間が非常に短いため、製作本数が多ければ多いほど、
一つあたりの単価を抑えることができ、お客様にとって大きな価格的メリットをご提供できます。

パイプへの複雑な穴あけや切断でお困りの際は、ぜひ一度レーザーテックにご相談ください。