大学・研究機関様からのご依頼:スムーズなお取引のために「先払い(特にクレジットカード決済)」をお勧めする理由

ポイント
平素よりレーザーテックをご利用いただき、誠にありがとうございます。
弊社では、大学や研究機関の研究室・部門の皆様から、研究開発用の部品や治具として、
ステンレスのレーザー切断加工のご依頼を数多く承っております。
さて、こうした大学や研究機関の皆様からのご依頼の際、
弊社では原則として**「事前の銀行振込」または「クレジットカードでのお支払い」**をお願いしております。
本日は、なぜ私たちが「先払い」を強くお勧めしているのか、その理由と背景にある過去の事例についてご説明させていただきます。
組織特有の「経理部門と発注担当者様の距離」
大学や研究機関といった大きな組織の場合、実際に加工をご依頼いただく研究室の担当者様と、
最終的にお支払いを処理される経理部門の担当者様が物理的・組織的に離れているケースがほとんどです。
ご発注時はスムーズに進んでも、いざ納品が完了し、お支払いの段階になってから、
経理ご担当者様から弊社宛に「(押印済みの)受領書が必要」「指定のフォーマットでの請求書を再発行してほしい」といったご連絡をいただくことがございます。
経験上、約8割で発生する「後からの書類確認」
弊社のこれまでの経験上、大学や研究機関様とのお取引では、約8割のケースで、納品後に何らかの書類に関するお問い合わせや、再提出のご依頼が発生しています。
その際、弊社から改めてご発注いただいた担当者様に連絡を取り、
「経理部門様からこのような依頼が来ておりますので、恐れ入りますが受領書に押印の上、
ご返送いただけますでしょうか」といった確認作業をお願いすることになります。
迅速な納品を心がけても、最後の事務手続きでご発注者様ご自身のお手を煩わせてしまうことは、弊社としても大変心苦しく感じております。
過去には、納品後にお問い合わせが発生したタイミングで、**ご発注担当者様がすでに海外へ赴任されており、
**連絡を取るのに非常に苦労したというケースもございました。
スムーズなお取引のための「先払い(クレジットカード決済)」のご提案
こうした双方の手間やタイムラグを防ぎ、ご発注いただいた担当者様が研究や業務に集中していただくためにも、
弊社ではご発注時にこれらの事例をご紹介し、「先払い」をご提案させていただいております。
特に「クレジットカード決済」がお勧めです
実際に、これらの事情をご説明させていただくと、ほとんどのご担当者様が「クレジットカード決済」を選択されます。
クレジットカード決済をご利用いただくと、
納品後の経理部門様とのやり取りや、それに伴うご発注者様への再度の連絡といったプロセスが一切不要になります。
多くの場合、ご発注者様ご自身で一時的にお立替えいただき、後に組織内でご精算いただく形になるかと存じます。
一見お手間のように思われるかもしれませんが、後日発生しがちな複雑な事務手続きに比べ、
**結果として「こちらの方が圧倒的に簡便」**とのお声もいただきます。
もちろん、組織の規定等で先払いやクレジットカードのご利用が難しい場合もあるかと存じます。
その際は、ご見積時に「後払いの際に必要となる書類(受領書や検収書の要否、指定フォーマットの有無など)」を
事前に経理ご担当者様にご確認いただけますと幸いです。
レーザーテックは、皆様の研究開発を迅速な加工技術でサポートするとともに、
事務手続きの面でもご負担をおかけしないよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。







