ポイント

いつもお世話になっている食品機械メーカー様より、機械カバー製作のご注文をいただきました。

こちらのお客様は食品製造機械の設計・製造を手掛けており、定期的にご依頼をいただいている大切なお客様です。

今回も当社の「超短納期対応力」がお客様のお役に立てた事例となりましたので、ご紹介させていただきます。

### お客様の課題：常に「超短納期」が求められるカバー製作

食品機械に限らず、機械装置の製造において、外装となる「カバー」の設計は、機械のメイン部分や内部の仕様がすべて確定してから行われるケースがあります。

そのため、お客様のプロジェクトの最終工程とも言えるカバー製作は、必然的に**「納期が非常に短い」**という課題を常に抱えておられます。

今回のご依頼も、定尺（大きなサイズの材料板）で数十枚という、そこそこのボリュームがありながら、**納期は1週間を切る**というタイトなものでした。

### 当社の対応：設備力と柔軟な体制で「不可能」を「可能」に

「ボリュームはあるが、納期は1週間もない」

このようなご依頼に対応できる会社は、そう多くはないと自負しております。
当社がこの「超短納期」を実現できる理由は、以下の3つの強みにあります。

1. **充実したCAD/CAM体制**
3台のCAD/CAMシステムを保有しており、お客様からいただいたデータを迅速に処理し、すぐに加工機へ展開できる体制を整えています。

2. **2台のレーザー切断機による並行処理**
2台のレーザー切断機が24時間体制で稼働。材料さえあれば、夜間も稼働させて切断作業を進めることで、圧倒的なスピードを生み出します。

3. **柔軟な曲げ加工ネットワーク**
短納期対応のボトルネックになりがちな「曲げ加工」についても、社内設備での対応はもちろん、長年の信頼関係で結ばれた協力会社（外注先）との連携を即座に行います。
社内と社外のリソースを最適に組み合わせることで、リードタイムを極限まで短縮します。

### 結果：お客様の生産スケジュールに貢献

今回も、上記の体制をフル稼働させることで、数十枚の機械カバーを無事に1週間以内の納期で納品完了いたしました。

お客様の機械の最終組み立てスケジュールに遅延を発生させることなく、無事に出荷に間に合わせることができ、大変喜んでいただけました。

「機械の仕様がギリギリまで決まらない」
「急な仕様変更で、カバーだけ大至急で作り直したい」

このような「特急」「短納期」でお困りのメーカー様、設計担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当社にご相談ください。当社の持つ設備力とネットワークで、お客様のピンチをサポートします。