【レーザー加工事例】SUS316Lの複雑形状カット

| 素材 | SUS316L |
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ポイント
今回は、**SUS316L**(ステンレス鋼)を使用した、**複雑な形状**のレーザーカット事例をご紹介します。
写真のように、細い線や入り組んだ曲線が特徴のデザインも、レーザー加工なら高精度に切断することが可能です。
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### 💡 加工のポイント
* **素材:** SUS316L
* **板厚:** [1.0mm]
* **特徴:** 従来のプレス金型や切削では難しい、微細で複雑なデザイン
### なぜレーザーなら可能なのか?
レーザー加工は、非常に細く絞った光のエネルギーで瞬時に金属を溶融・蒸発させて切断します。
1. **非接触加工:** 刃物などの工具が直接材料に触れないため、素材に余計なストレス(歪み)を与えにくく、細い部分もきれいに残すことができます。
2. **高精度な制御:** CADデータ(設計図)に基づいてレーザーヘッドが正確に動作するため、人間の手や従来の機械では難しい曲線や鋭角も忠実に再現します。
3. **バリ(かえり)の少なさ:** 断面がシャープで、切断後に発生するバリが非常に少ないため、後処理の手間も最小限に抑えられます。
### SUS316Lについて
SUS316Lは、一般的なステンレス(SUS304)よりも耐食性・耐酸性に優れた高機能材です。医療機器や食品関連、沿岸部で使用する部品など、高い耐久性が求められる場面で活躍します。
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### 🗣️ まとめ
「こんな形状は無理だろう…」と諦めていたデザインはありませんか?
弊社では、SUS316Lのような加工難易度の高い素材はもちろん、お客様からいただいた複雑なご要望にも、レーザー加工の技術でお応えします。試作1点からでもお気軽にご相談ください。







