ステンレスのレーザーカット&面取り加工。コストを抑える「面取りの指定」のポイントとは?

ポイント
こんにちは!レーザーテックです。
今回は、お客様からいただいたステンレスのレーザー切断加工と、その後の「面取り(バリ取り)」に関する事例をご紹介します。
図面の指示通りに加工するだけでなく、「どうすればお客様のコストを抑えつつ、目的を果たせるか」を追求したエピソードです。
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## 1. 今回のご要望:ステンレスのレーザー切断 +「C2」面取り
今回いただいたご依頼は、ステンレス板をレーザーカットしたのち、**切断面を「C2」で面取りしてほしい**というものでした。
> **「C面取り」とは?**
> 角を45度の傾斜で削り落とす加工です。「C2」は、角から2mmの幅で斜めに落とす精密な加工を指します。
### 「C2」は専用機械での切削が必須
C2ほどの大きな面取りになると、職人がグラインダー(手持ちの研磨機)で均一に削るのは不可能です。そのため、必ず専用の面取りマシン(切削機械)を使ってキッチリと削り出します。
この場合は加工方法が明確なので、私たちも迷わず専用機へと回します。
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## 2. 現場が一番悩む「C0.5」の壁
実は、加工現場で一番頭を悩ませるのが、図面に「C0.5」という絶妙な指示がある時です。
* **糸面取り(角を軽く落とす程度)よりは大きい**
* **グラインダーでサッと削るには、面が大きすぎて均一に仕上げにくい**
* **かといって専用機にかけると、その分「加工コスト」が上がってしまう**
ここに、設計上の指示とコストのジレンマが生まれます。
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## 3. 「本当に専用機でのC0.5が必要ですか?」というご提案
私たちがこれまでの経験からお伝えしたいのは、「お客様の本音は、角さえ軽く落ちていればいい(安全対策や引っかかり防止のため)というケースが非常に多い」ということです。
もし目的が「手を切らないようにしたい」「組み立て時に干渉しないようにしたい」だけであれば、高いコストをかけて専用機で正確にC0.5を出す必要はないかもしれません。
### コストを抑えるなら「糸面取り」がおすすめ!
図面の指示を「糸面取り」に変更させていただければ、職人がグラインダーでスピーディーに仕上げることができます。
* **メリット:** 専用機を通さないため、納期が短縮でき、**加工コストを大幅に抑えられます。**
* **仕上がり:** 厳密な数値としてのC0.5にはなりませんが、触っても痛くない、滑らかな角に仕上がります。
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## 4. まとめ:図面通りの加工から、最適な加工へ
私たちは、図面通りにただ加工するだけでなく、「その部品がどこで、どう使われるのか」を常に考えています。
「コストをできるだけ抑えたい」「でもバリや角はしっかり落としてほしい」という場合は、ぜひ図面段階や見積もりの際に「角が落ちていれば、糸面取りでも可」の一筆を添えていただくか、スタッフにご相談ください。
用途に合わせた最適な加工方法をご提案いたします!







